【実例から学ぶ】6年間の無断ペット飼育の末に… 管理の“限界”が見えた瞬間
こんにちは。RER Agency賃貸管理事業部です。
今回は、ペット飼育禁止物件で実際に起きた、少しヘビーなトラブル事例をご紹介します。
ある物件で、6年間にわたり無断でペットを飼育していた入居者がいました。オーナー様は自主管理をされていたため、この事実に長らく気づけず、他の入居者からの苦情でようやく発覚しました。
その後、オーナー様から直接注意をされたものの、入居者は逆ギレ気味で対応。管理の煩雑さを痛感されたオーナー様は、当社の「賃貸管理無料お試しサイト」をご覧になったことをきっかけに、RERへの管理移行を決断されました。
当社に管理をご依頼いただいたあとは、入居者へ複数回にわたって注意喚起を実施。それでも退去に応じなかったため、「訴訟も辞さず」の姿勢を示したところ、ようやく退去に合意。退去時の原状回復費用は約90万円。クロス全面貼替、大規模な清掃、エアコン交換まで必要となる事態でした。
入居者はこの費用を支払いたくないと主張しましたが、保証会社による代位弁済手続きを通じ、無事に資金を回収。
さらに入居者側は弁護士を立てて照会をしてきましたが、担当弁護士に来社いただき、すべての経緯を丁寧に説明。紛争になっても対応できる旨をお伝えした結果、弁護士からの辞任の連絡をもって、この件は完全に終結しました。
このように、一見些細に見える違反行為も、長期化すれば費用・時間ともに大きな損失に発展します。だからこそ、「きちんと管理」されていることが重要です。
当社では、プロの視点で入居者とのやり取りや契約違反の対応をしっかりサポートいたします。もし少しでも不安やお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
重ねてのご案内です。
司法書士による、相続・不動産登記相談会開催
RERグループ共用会議室設置を記念して、RERグループ主催の相続・不動産登記相談会を実施します。
6月にアプリーガ司法書士法人で開催した際はすべての予約が埋まったイベントになります。前回は有料開催でしたが、今回はRER Agencyが費用を全額負担します。
相続登記義務化(すでに実施済)、住所変更登記の義務化(令和8年から)など罰則もあります。
認定司法書士の資格を持つ加藤先生は以下の業務を弁護士に近い業務(140万円以下の民事訴訟等)。
すでに、一部時間には予約が入り始めております。
ぜひこの機会にご利用ください。