家賃を高めにする場合のメリットデメリット
デメリット
①入居者が中々決まらない
入居希望者は少しでも安いところで、便利なところで、きれいなところで。。。
ときりがないくらい夢や希望を持ちます。
家賃が高い物件はそれだけ魅力がないと入居者が決まりません。
室内がきれい。おしゃれ・高層階・駅直結などなど家賃は高くても相場から考えれば安くなります。
相場より家賃を高めに設定するには入居者が中々決まらないというデメリットがあります。
②入居者が決まるチャンスを失う
①と同じになりますが、時期によっては入居者を決めるチャンスを失います。また、家賃が相場より逸脱していると紹介する不動産屋さんも大きくチャンスを逃します。
③入居者がいないことで家が傷む
家は住んでいる人がいるから不具合などを速やかに発見できます。
また、空き家問題などのニュースを見ていただくとお分かりになるかと思いますが、人が住まない家は朽ち果てるのが本当に早いです。
④定着率が悪い
周辺に条件と家賃が合う物件がなく仕方なく済んでいる可能性があります。同一条件で家賃が安い物件に引越しを早くされる可能性があります。そして、また空室の時間が生まれ、家賃収入が見込めなくなります。
メリット
入居者が決まると収入が増える
相場より高い賃料収入を得ることができます。
家賃の手取り総額を増やしたい。
対策方法
①物件の入居ルールを緩和する。(ペット可・事務所利用可などなど)
②フリーレントなどの設定
③賃貸管理費無料の賃貸管理会社に管理を委託する(家賃10万円の場合毎月5,000円お得になる場合も)
総評
家賃を高く設定するとそれだけ入居者が決まらない期間が発生します。相場より1万円の家賃を高く設定しても空室期間が長ければ元も子もありません。
ただ、ファミリータイプなど長く居住されることが想定される物件であれば若干高めに設定してみるのも良いかもしれません。