以前も似たような記事を書きましたが、弊社も提携保証会社が増えたことで、より深く考察してみました。

保証会社とは？

保証会社は、賃貸契約における大切なパートナーです。賃貸契約者が賃料を支払う能力がなくなった場合、保証会社がその支払いを代行します。これにより、賃貸管理会社や物件所有者は安心してビジネスを運営することができます。

保証会社のメリット

保証会社を利用することで、以下のようなメリットがあります。

• 賃料の確実性：保証会社が賃料の支払いを保証するため、賃貸管理会社は賃料収入を確実に見込むことができます。
• リスク軽減：保証会社が賃料未払いリスクを負担するため、賃貸管理会社のリスクが軽減されます。
• 手間の軽減：保証会社が賃料回収の手間を省くことができます。

弊社と提携している保証会社について

弊社では、以下の3つの保証会社とメインで提携しています。

1. CASA

CASAは、JICC等のクレジット審査とLICCと自社の審査を行う会社です。その他の特徴としては、高い審査基準を持っていることが挙げられます。これにより、賃貸管理会社は、賃料の回収リスクを大幅に軽減することができます。また、管理引継ぎで、保証が解約になる場合の保証引継ぎも弊社では依頼しています。

2. ナップ賃貸保証

ナップ賃貸保証も、LICCと自社の審査を行う会社です。その他の特徴としては、迅速な審査と柔軟な対応が挙げられます。これにより、賃貸管理会社は、スムーズに契約を進めることができます。

3. 日本セーフティ

日本セーフティは、自社審査に力を入れている会社です。以前は弊社でもメイン保証会社にしておりましたが、保証体制の問題を感じ、現在はシェアハウスの保証以外では利用を少なくなっています。その他の特徴としては、独自の審査基準と長い実績が挙げられます。また、家賃回収では、「泣く子も黙る日本セーフティ」と言われるくらい強引な家賃回収も行っていましたが、現在では、時代背景もあり、以前よりは落ち着いています。

その他、弊社と提携している保証会社について

ジェイリース

信用系の賃貸保証会社で、審査の難易度はエルズサポートやフォーシーズと変わらないとされています。また、初回保証料が家賃の50%、更新料が年間1万円からという料金体系で、申込みから審査結果までが早いという特徴があります。

いえらぶパートナーズ

入居者様（ご契約者様）の信用を保証する会社で、充実した保証内容や集送金の仕組みを提供しています。管理会社変更時に家賃保証が解約になる場合は、１件１万円で保証引継ぎが可能です。

アース保証

オーナーに「賃貸物件保有を安心に」テナント企業には「優良なビジネス環境を」入居者には「安心できる新生活」を提供することをモットーとしています。アースウィンドの子会社になります。

日本賃貸保証

不動産会社やオーナーに代わって家賃の引き落としやとりまとめ、事故対応などを行う賃貸保証の専門企業です。その他の特徴としては、水商売・風俗業の従業者や生活保護の方でも利用が可能であるという点が挙げられます。これにより、幅広い背景を持つ人々が安心して賃貸物件を借りることができます。

興和アシスト

興和アシストは管理会社としては収益が上げやすいプランの作成などを行ってくれる保証会社です。弊社では積極的使用はしておりません。

全保連

家賃保証会社として、年間30万件以上の申し込み実績があり、累積の保証件数は2017年3月末の実績で210万件以上となっています。全保連が提供する保証内容には、家賃滞納保証、退去時賃料債務保証、管理費用保証などが含まれています。審査体制が変わり、JICCに加入してから審査の通過率は以前より低くなっています。

アーク保証

賃貸保証システム「マイガード」などを提供している会社であり、不動産の家賃保証業や不動産検索ポータルサイトの運営などを幅広く行っています。弊社では、管理の引継ぎでしか使用しておらず、新規入居者の審査で使用した実績はありません。

エルズサポート

弊社では管理の引継ぎでしか利用しておりません。弊社から審査申し込みをした実績はありません。

最後に

利用している保証会社で、管理会社の信用度がわかるといっても過言ではありません。事務手数料を多くくれるからという理由で、保証会社を選んでいる管理会社も多いです。弊社ではオーナー様ファーストで保証会社を選択しており、特にCASA様とは、保証引受け等で提携させていただくまでの信頼関係を構築しております。