自主管理のマンションのメリットとデメリット
自主管理のメリットとデメリットについてよく質問されますので、賃貸住宅管理業者として見解を書いていきたいと思います。
一番のメリットは賃貸管理費用が発生しないということでしょう。また、自分で賃貸管理業を行うと色々なトラブルなどに遭遇し勉強にもなるかもしれません。
では、デメリットをいくつか挙げてみたいと思います。弊社が賃貸契約時にお客様から伺った生の声です。
①大家が管理していると色々とめんどくさそう。
自主管理物件を紹介するときもございますが、中立的な立場で意見や考えを発してくれる方がいないので入居後のトラブルが不安になることがあるそうです。また、実際に大家さんとトラブルになり引越しを検討され管理会社がしっかりと管理している賃貸管理物件に引越しをした方もいらっしゃいます。
②「賃貸管理」に精通していないのに大丈夫か?
24時間365日突然予告なしで設備は壊れます。賃借人の方から大家さんへ連絡しても一切電話がつながらない状態だったら不安でしかありません。賃貸管理業者は緊急連絡網を持っているところが多く、設備関係のトラブルなど速やかに対応ができます。また、上階からの漏水など想定賀のトラブルなどもあります。真冬に給湯器が動かないなどのトラブルや真夏にエアコンの故障など、タイミングが悪いトラブルが多発します。
③入居審査について
多くの物件を管理してくると、入居させてはいけない属性などが自然と身についてきます。自社でお客様を紹介しないで他社でお客様を紹介いただいた場合は賃借人に会うことがでできていない場合は書類審査のみになります。入居者を審査で断ることもできるのが管理会社の強みです。