賃貸管理のトラブルあれこれ
RER Agency株式会社は元々は任意売却(売買仲介)をメインとした不動産会社としてリフォーム会社の子会社として設立されました。(現在はリフォーム会社とは資本関係・その他一切関係はありません)
不動産売買仲介を業務として行っていく中で、弊社にて不動産購入されたお客様より賃貸管理をご依頼されることが増えてきたことで2020年8月1日に賃貸管理部門を正式に設立しました。
2019年から賃貸管理部門設立準備に入りました。実は数年前から賃貸管理を行っている会社です。賃貸管理トラブルを簡単に紹介しましょう。
①保証会社を利用せず、連帯保証人しかいなかったケース
賃借人が行方不明になり、連帯保証人に連絡するも連帯保証人も行方不明でした。元々他社で賃貸管理を依頼をしていたケースです。オーナー様が自力救済をして後日問題になりました。弊社で賃借人を探していたのですが、発見できたのです。入院をしていました。
法的手続きをしないで室内の荷物を処分したことにより、大きな問題に発展しました。自力救済をしていたことを知らなかった管理会社はオーナー様をサポートすることができません。
保証会社加入を義務付けた契約が必要であると実感した一コマでした。
管理会社(RER Agency)のその時の対応。
①家賃が滞納したことを滞納開始から30日後くらいにオーナー様から連絡を頂き対応開始(入居募集とトラブル対応のみ管理受託)
②賃貸借契約書の連帯保証人に連絡するも電話番号が使われていない。DMを発送して郵便物は到着している状況を確認
③弊社より勤務先に連絡したところ入院していることが判明。会社の方から本人に連絡していただき連絡を弊社に頂く。弊社の管理業務外にはなるが、オーナー様が連帯保証人み連絡がつかない、本にとも連絡が取れない、家賃滞納で困っていることを伝える
④弊社よりオーナー様にご相談いただいた滞納をしていて連絡が取れない賃借人と連絡が取れ、入院していることを伝える。この時点で自力救済をしたことはオーナー様から話は聞いていない。
管理会社である弊社にも賃借人が依頼した弁護士から通知書等が届き弊社の対応等について書面にて説明。また、電話記録や発信記録等があり問題にはなりませんでした。
オーナー様は賃借人に多額の賠償金を支払い、弊社に管理業務の中に家賃収納までご依頼を頂きました。
管理会社としても保証会社加入の大切さをオーナー様にお話をさせていただきました。